ダメンズばかりと付き合ってしまう・・
となげく人の話を聞いてみると、文句のつけようが
あまりない人との恋愛に限って
自ら別れを告げてしまうことが多いようです。
別れの理由は
「どうせ私なんてどうでもいいんでしょ?」
ってことだったりするのです。
普通、理由として思い浮かんだりするのは
相手に飽きた、とか 他に好きな人ができた とか
この人とは合わないなどの理由なのですが
ダメンズばかりと付き合ってしまう人は
私をちゃんと愛してくれていない
という相手への不信感、不満感が
爆発して終わるのです。
そのパターンを見てみると、
最初はハネムーン状態で
この人だったら
私のすべてを満たしてくれるに違いない!
と嬉しくなってのぼせあがります。
そして、もっと自分を愛してもらおう
この人が自分から離れていかないようにしよう
と努力します。
相手が一人暮らしであれば、
掃除、洗たく、食事など
かいがいしく世話をするし、
悩みの相談など精神的ケアもします。
相手のわがままも
がんばって聞き入れてそんな自分に満足感を
覚えたりして 尽くして、尽くして、
尽くし抜くのです。。。。
しかし、付き合って3か月もすると
だんだん不信感が芽生えてきます。
この人はもう私を愛していないのではないか・・・
その証拠というのは
仕事が忙しいから今週は会えない
と言われたとか
明日は飲み会があるから連絡できない
とか、通常で考えれば
何でもないことだったりします。
しかし、本人にとってはそれは立派な
拒絶 や 浮気
の証拠の一つなのです。
不思議なことにつきあい始めのころは
こうしたことを言われても
何とも思わない場合が多いのです。
でも、数か月たつと
どんな些細なことでもネガティブな証拠と
なってしまうのです。
この理由は、初めだけは
愛されている
という実感や自信が持てます。
しかし、
自分は愛されるはずがない
と潜在意識下で思っているから
その自信や実感は決して長続きしないのです。
潜在意識は全てをあやつるボスなのですよ。。
だから、
自分は愛されるはずがない
という証拠を自ら探し求めてしまうのです。
そして、
自分ではその潜在意識のメカニズムに
気付いていないために
私がこんなに頑張っているのに
全然私を愛してくれない!
とあたかもすべて原因が
相手にあるかのように見えてしまうのです。
ではなぜこのような人は
ダメンズとばかり付き合うのか?
それは
この男だったら私のもとを離れないだろう
という安心感からなのです。
文句のつけようがない相手であればあるほど
いつか捨てられてしまうのではないか?
との不安が大きくなります。
自分と相手の力関係を無意識的に比べて
自分のほうが上だと思うと安心できるのです。
そうでないと
不安感から逃れたくて関係を絶ってしまうのです。
基本的信頼感
が欠如しているほど
そうした傾向が強くなってくるのです。