モテる男に多い回避依存
自分の理想を押し付ける
ナルシストタイプ
についてお話しします。
ナルシストは
いつまでも自己愛の世界にとどまっており
「自分は特別な存在である」
との感覚ばかりが先にきて
「他者も特別な存在である」
ということを認めません。
物事を見る時は自分の視点からしか見ることができず
物事が自分中心に進まないと気がすまないのです。
チェックポイント
■少年ぽいと言われたことがある
■ちょっとしたきっかけで手のひらを返したように
冷たくなることがある
■意識的にかはわからないが、人の気持ちを傷つけるようなことを平気で言う
■理想へのこだわりが強い
■ナイーブである
■人の話を聞くよりも、自分の話をすることを好む
■「自分は特別な存在だ」というような発言をすることが多い
■「彼の好み」から少しでも外れたことをすると不平を言ったり不機嫌になったりする
■自分をほめてくれる人には甘いが、少しでも批判したり欠点を指摘する人には徹底的に攻撃しようとする
いかがでしょうか?
性格の激しいかたよりのために
本人または他者、社会が何らかの
悪影響を受ける場合を
「人格障害」
と呼びます。
そして過剰な自己愛が原因になっているのが
「自己愛性人格障害」
です。
その特徴は
業績や才能を誇張したり、
十分な実績がないにもかかわらず
優れていると認められることを期待します。
「称賛されることに対する過剰な欲求」
「共感性の欠如」
であると言われています。
誤った形での
「自分は特別な存在である」
(だから何もしなくていい、
相手は自分よりも下だからという感覚)
や
「共感性の欠如」
(いじめられるもの、暴力をふるわれるものの気持ちがわからない)
が及ぼす悪影響の例として
「いじめ」
や
「見知らぬ他者に対する突発的な暴力」
などがあります。
以上の述べた点は、
ナルシストタイプが恋愛をする
場合にもそのまま当てはまります。
●すべて自分中心で物事をすすめていこうとする。
●恋人からの過剰な賞賛を期待する。
(意見や批判をすることは許されない)
●恋人の気持ちがわからない
(そのため、傷つけるようなことを平気で言ったりしたりする)
といったことなどです。
さらに
理想の押し付け
も大きな特徴です。
ナルシストタイプは
恋愛とはこうあるべき
恋人とはこうあるべき
との理想を強く描いています。
ナルシストタイプはその理想が非常に高く、
強迫的ともいえるほど柔軟性に欠けていて
しかも相手がその通りにしないと
相手を強く非難するのです。
ナルシストタイプの思い通りに
相手が動いている場合は
よいのですが、少しでもそこから外れた場合
強烈に非難され叱責されます。
このワナにはまると
自分を捨ててでもいつでも相手の好みに
合わせなければならない
という苦労や強迫観念を
背負わされることになります。
これではいくら恋人や配偶者が
まわりから羨ましがられる人で
あったとしても苦しくなってしまうでしょう。
自己否定感や無価値感、
相手の好みに合わせなければ
という強迫観念が募るばかりになります。
ナルシストタイプは一人で恋愛をしているのです。
一人で恋愛ドラマを作り、
一人でそれを見て喜んでいます。
相手は一人の生きた人間ではなく、
自分の引き立て役
もしくは自分が作ったシナリオ通りに
動くべきコマにすぎないのです。
あなたのお相手と照らし合わせていかがですか?
もし当てはまることが多かったら
考え直すべき時期なのではないでしょうか?
回避依存についてまた
違うタイプのお話もしていきますね。